賭け方ガイド

Match Betting(Money Line) … 試合の勝敗予想


試合ごとの賭けで一番簡単なものは、単純に勝敗を予想する賭け方です。団体競技、個人競技問わず勝敗を決めるものには全てこのオッズがあります。日本語対応のブックメーカーなら単純に”勝敗”と表記されています。英語ではMatch BettingやTo Win Matchと表記されているか、野球、バスケットボール、アメフト、アイスホッケー等のアメリカンスポーツではMoneyline(マネーライン)と書かれています。マネーラインとは本来アメリカにおけるスポーツベッティングで使用されていた言葉です。

 

サッカーのように結果に引分けがある場合は、Home/Draw/Away(ホーム・ドロー・アウェイ)や1×2(ワンバイツー)とも表記されます。サッカーのHome/Draw/Awayオッズは基本的に前後半の90分およびアディショナルタイムの結果で判断するため、その後に延長やPK戦があってもその結果は考慮しません。例えば90分の結果が1-1、延長で2-1となってホームが勝っても、Home/Draw/AwayのオッズはDrawが的中扱いとなります。延長やPKの結果までを含む勝敗オッズは別に用意さているので、混同しないようにご注意下さい。(例えばトーナメント方式の場合は延長やPK戦があり、その結果を含んだ2択の勝ち抜け予想はTo Qualifyという名称がついています)

勝敗予想オッズはスポーツベッティングのもっとも基本となる賭け方です

 

Over/Under … スコア関連のオーバー/アンダー

Over/Under(オーバーアンダー)は全てのスポーツにさまざまなかたちで登場する賭け方です。ルールは簡単で、設定された数値を上回るか(Overか)、下回るか(Underか)を2択で予想します。ブックメーカーによっては省略してO/Uとも表記されています。

例えばサッカーで「試合中の総ゴール数の予想オッズ」の基準値が2.5になっている場合、2点以下はアンダー、3点以上はオーバーです。アンダーに賭けたなら0-0や1-0、1-1で試合が終わると的中、2-1や3-0など3点以上動くとオーバーが的中です。

なお、オーバーアンダーとは賭け方の一種であるため、予想する対象によってオッズそのものの名称は違います。「試合中の総ゴール数」の予想にはGame Total(ゲームトータル)やGoal Total(ゴールトータル)などの見出しがついています。これが総ゴールではなく「チームごとのゴール数予想」なら、Home TotalやAway Total、前半のみのゴール数予想なら1st Half Totalとなります。

いずれにせよ、基準値を上回るか下回るかの2択というルールさえ覚えておけば、迷うことはありません。賭け間違えないよう、「何の数値が対象なのか?」は事前にご確認ください

Handicap(European/Asian) … ハンディキャップ付き勝敗予想

ハンディキャップベッティングはスポーツベッティングの醍醐味、最もおもしろい賭け方の一つです。スポーツの試合は、対戦する両者がいつも対等な実力を持っているとは限りません。試合によっては強者と弱者の違いがはっきりしていることもあります。その差を埋めるのがハンディキャップです。ブックメーカー側が強いと判断した方にはマイナスのハンデが、弱いと判断した方にはプラスのハンデが付けられて、オッズが並びます。これらのハンデを試合終了時のスコアに足し引きして勝敗を判断します。あなたが賭けたオッズのハンデを最後に足して、試合に勝っていれば賭けは的中です。

ハンディキャップにはEuropean Handicap(ヨーロピアンハンディキャップ)とAsian Handicap(アジアンハンディキャップ)という2種類があり、前者は3択、後者は2択で予想します。それぞれの特徴や違いは別のページで解説しているので、合わせてご確認下さい。

Double Chance … 変則型の勝敗予想「ダブルチャンス」

Double Chance(ダブルチャンス)は主にサッカーに用意される賭け方です。サッカーの90分間の勝敗結果はホーム勝利、ドロー、アウェイ勝利の3つの可能性がありますが、これを「ホーム勝利かドロー」「ホーム勝利かアウェイ勝利」「ドローかアウェイ勝利」というかたちで2つの可能性を組み合わせてオッズが用意されます。通常の勝敗予想よりも当たりやすいぶん、倍率は低くなります。

 

Draw No Bet … 変則型の勝敗予想「ドローノーベット」

Draw No Bet(ドローノーベット)も、上記のダブルチャンスと同じくサッカーで目にする特殊な勝敗予想の賭け方です。90分間の結果にホーム勝利/アウェイ勝利という2つの選択肢が用意され、引分けになった場合は賭け金がそのまま返金されます。「ドロー時はノーベット(賭けていない)」という名称どおりの賭け方で、引分け=返金というリスクヘッジがされている分、1×2よりも倍率は小さくなります。

 

Yes/No Bet … はい/いいえで予想する賭け

Yes/No Betとは文字どおり結果を「はい」か「いいえ」の2択で予想する賭け方です。オーバーアンダーと同じく、すべてのスポーツにさまざまな形で登場します。具体的には、サッカーのBoth Teams To Score(両チーム得点するか)のYes/No、テニスならTie Break in First Set(第1セットはタイブレークまで進むか)のYes/Noなどがあります。

オーバーアンダーと同じく、賭け間違いを防ぐために「何に対するYes/Noなのか?」をご確認下さい。

 

Odd/Even … 結果が偶数か奇数かで予想する賭け

Odd/Even(オッド/イーブン)とは、結果がOdd(奇数)かEven(偶数)かを予想する2択の賭け方です。Odd/Evenもあらゆるスポーツで使用される形式で、特にスコアが対象となります。サッカーならイエローカードの枚数、コーナーキック数、テニスなら総ゲーム数なども対象です。この賭け方には必ずOdd/EvenまたはO/Eと表記されているので、迷うことはありません。

ほぼ運まかせの賭け方であるため予想するおもしろさはありませんが、それでもブックメーカーのウェブサイト上に頻出する形式の1つです。

 

Double Result … 「ダブルリザルト」は途中経過と最終結果の複合勝敗予想

Double Result(ダブルリザルト)は、前半のみの勝敗結果と最終的な結果を組み合わせた賭け方です。Half Time/Full Timeとも表記され、さまざまなスポーツに用意されます。サッカーは明確に前後半が分かれていますが、例えばアメフトやバスケットボール、アイスホッケーなら1、2クォーターを前半とします。野球の場合は5回の表までを前半とします。

この画像のバスケの例のように最終的な結果に引分けがないスポーツでは、「前半ホーム勝利/ドロー(タイ)/アウェイ勝利の3通りx最終的な結果ホームかアウェイ勝利の2通り」で計6通りの選択肢が並びます。一方、サッカーでは結果が最後にもホーム(1)/ドロー(X)/アウェイ(2)の3つの可能性があるため、この画像のように「前半の3通りx最終的な結果の3通り」で計9通りの選択肢が用意されます。”

Winning Margin … 点差の予想「ウィニングマージン」

“Winning Margin(ウィニングマージン)とは、得点差を予想する賭け方です。得点差が「○点以上か以下か」を選択するオーバーアンダー形式のものもあれば、1~3点差、4~6点差、7~9点差など、いくつかの選択肢から予想する形式もあります。また、勝敗は関係なく「点差のみを予想するもの」や「勝敗+点差」のタイプなどバリエーションはさまざま。

画像の例では、一番上が3択で予想するタイプ(6点差でトロントが勝つか、サクラメントが勝つか、あるいはそれ以外、例えば6点差以内でどちらかの勝利、の3択予想)、その下に7通り(どちらかのチームが選択した点差の範囲で勝てば的中)、そして12通りから選ぶタイプのオッズが並んでいます。

この他にも、Exact Winning Margin(イグザクト・ウィニングマージン)という名称の点差をピタリと当てる予想、HT/FT Winning Marginという「前半の結果+点差と最終的な試合結果+点差」を複合して予想する、いわゆるダブルリザルトとウィニングマージンを組み合わせた賭け方もあります。

ウィニングマージンは野球、アイスホッケー、バスケットボール、アメフト、ラグビー、クリケットなどスコアが動きやすいスポーツの方がよく用意される、より深い勝敗予想を楽しめる高度な賭けと言えます。

Race To X Points … 先にこの点を超えるのはどちらか?

Race To(レーストゥ○ポイント)とは、どちらが先に○点に達するかを予想する賭け方です。例えばRace To 3 Pointsなら先に3点に達するほうを予想する賭けで、賭けたチームが先に3点獲れば的中となります。7pointsなら7点、10 Pointsなら10点と、表示を見ただけで理解できるので迷うことはないでしょう。このオッズは野球、アメフト、ラグビー、バスケットボール、アイスホッケーなど得点の動きが大きいスポーツに用意されます。

Correct Score … 最終結果のスコアをぴったり予想する賭け

Correct Score(コレクトスコア)は、日本語対応のブックメーカーでは””正しい試合結果””とも訳されて表示されていますが、意訳すると試合終了時のスコアが何対何かを予想する賭け方です。サッカーなら0-0から1-0、0-1、1-1、2-1などいくつもの選択肢が並びます。ホームとアウェイそれぞれの点数が一致しないと的中扱いではありません。

テニスにはSet Betting(セットベッティング)としてセット数が何対何で終わるかを予想する賭け方がありますが、これも実質はCorrect Scoreと同じです。

Scorer Markets … 誰がゴールを決めるか?選手への賭け

Scorer Markets(スコアラーマーケッツ)とは、団体競技において誰が得点するかを予想する賭け方の総称です。

例えばサッカーなら、選手ごとに「First Goal(先制点)」「Any Time(90分間にいつでも)」「Last Goal(最後に)」「2 or more(2点以上)」「Hat Trick(3点以上)」などの選択肢が用意されます。このなかの最も基本はAny Timeで、試合中に1ゴール決めると的中となります。ラグビーでは誰がトライを決めるかを予想する賭けがあり、サッカー同様にいくつかの選択肢があります。

また、誰が得点を決めるのか以外にも、誰が試合中の最多得点者かを予想するものもあります。例えばクリケットではTop Team Batsman(チーム内で最も得点するバッツマンは誰か)という賭け方があります。

個人のゴールや成績を予想するこのタイプのものは、選手ごとの好調不調に関する情報収集が結果を左右する予想のおもしろさがあります。また、その選手のファンにとっては応援に熱が入る楽しい賭け方でもあります。つまり、スポーツベッティングの面白さを味わえる賭け方と言えるでしょう。”

1st Half/1st Set/1st Period … 試合を分割した様々な賭け

既述のDouble Resultもそうですが、ブックメーカーでは試合を細かく区切ったオッズがいくつも用意されます。たいていのスポーツは、前半と後半、1・2・3セット、あるいは1・2・3・4クォーター(またはピリオド)のように区分けされています。その1つ1つの時間区分に対して、勝敗、スコア、点差、得点者などさまざまな切り口から賭けることができます。

ここまで解説してきた様々な賭け方が単にその時間内の結果で判断されるだけなので、特に難しいことはありません。いくつかのスポーツでは、最初の5分間が対象のオッズさえあります。

また、この時間を区切った賭けは特にインプレーベッティング(試合中の賭け)の方がたくさん用意されます。試合の進行に合わせて「次のセットはどちらが勝つだろう?」「次のクォーターは何点動くか?」などの予想を何度も楽しめるおもしろさがあります。